特定非営利活動法人しゃらく

お知らせ

2023.9.27

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終末期にしてあげられること・・

肺の腫瘍が脳にまで転移して終末期を迎えている会員様、私たちがして差し上げられることはそう多くはありません。

先日も会いに行って声掛けさせて頂きました。施設職員さんも気にかけて下さり、色々なケアをして下さっています。

何か食べたいものはありますか?と、声掛けさせて頂くと、首を振って食欲がないとのこと。

アイスクリームとかどうですか?と聞くと、少し目を開いて頷かれました。甘いジュースはいかがですか?ときくとやはり嬉しそうにうなづかれました。

じゃあ美味しいのを買ってきますねとお約束してお買い物へ。

 



ギャッジアップをしてベッド上で介助させて頂きました。

かなり摂取量が減っているのであまり食べないかな?と思って少しだけ取り分けてからお口へ運びます。

美味しいですか?と聞くと、かすれた声で「おいしい」と仰られました。

取り分けた分がなくなり、もうやめておきますか?と聞くと、首を振られました。

もう少し食べますか?と聞くとうなづかれます。それを3回ほど繰り返し、結局全部召し上がられました!

美味しそうに召し上がられ、私たちも、施設職員さんも、後日報告させて頂いたご家族様もびっくりです。

他にも出来ることを探して行こうと思います。

 

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