2023.11.8
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社会福祉士と税理士による運営管理第三者委員会を開催しました。運営管理第三者委員会は、しゃらく互助倶楽部が運営する身元保証サービスが適切に運営されているか?強引な契約を押し付けていないか?生活支援をしっかり実施しているか?などを第三者の視点で監査して頂き、改善していくことを目的に年2回実施しています。 今回も、契約時の説明、医療上の意思表示書、預り金の管理方法、生活支援、葬送支援に関して説明が求められました。
しゃらく互助倶楽部では、ご契約希望者の承諾を得て重要事項説明から契約・押印までをビデオ撮影をしております。その理由は、担当するスタッフが、強引な契約をしていないか?また、サービスの説明がしっかりできているか?契約の解除の方法をご契約希望者に説明出来ているか?を後からでも確認できるようにすることが目的です。その動画を委員の方にも見て頂きました。その結果、①予め動画撮影の承諾を得た上で、動画に撮影の承諾を得るところから撮影をした方がよいこと。②話すスピードをもっとゆっくりにすべきであるとご指摘を頂きました。
また、予めお預かりしている「預り金」に関してもご指摘を頂きました。しゃらく互助倶楽部の会員様は、生活支援のご利用が非常に多いです。生活支援費は都度お支払い頂くのではなく、年3回実施するサービス利用報告会において利用者様が契約を結んでる弁護士と会員様ご本人にサービス利用明細書を提出して、会員様としゃらく互助倶楽部において相違がないか確認しております。その明細書は必ずご本人様のところに足を運び確認させて頂いているのですが、会員様から「確認しました」というサインを頂いておりませんでした。その当たりをご指摘頂きました。
これからも、地域でもっとも安全で安心してご利用頂ける身元保証サービスをめざして、会員様の声と第三者委員会からの指摘、福祉専門職の皆様からのアドバイスに耳を傾けて改善に努めていければと考えております。
NPO法人しゃらく
神戸の身元保証サービス しゃらく互助倶楽部