特定非営利活動法人しゃらく

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2024.2.15

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突然やってくる病との闘い

今年もしゃらくは生活支援に動いています。



『元日に起こった震災の日から不正出血が続いている』と、たまたま御年始のご挨拶にお伺いさせて頂いたときに会員様より聞かされました。すぐに動きます。その日に婦人科の予約を取り、翌日に受診付添をさせて頂きました。

よくお話をお伺いすると、最近食欲もあまりないとのこと。

しゃらく互助倶楽部がお伺いしていなければ、お話はしなかったかもしれないと仰られ、定期的に面と向かって様子を伺うことの大切さを感じました。

私、穂積と、傾聴の達人でしゃらくの会員様のメンタルを影で支えているベテラン職員小薮とで寄り添わせて頂いています。

受診先の婦人科で子宮体癌が見つかりました。

すぐに医療センターでの検査をすすめられ、最短での予約を取って頂き医療センターを受診。結果、あちこちへの転移が認められすでに手術も出来ない状態でした。

幸いご本人の自覚症状が不正出血のみ、痛みを感じることがないとのことです。とはいえ、いつ何が起こるかは全く予測がつかない状態。さらなる検査が行われるとのこと。

お医者様に、抗がん剤治療か緩和治療かの選択を求められました。抗がん剤治療は副作用が強いこと、80歳なのでもう長生きは求めていないこと、せめてご飯を美味しく食べて過ごしたいこと、不快な不正出血を止めてほしいこと等から緩和治療を選択されました。

何年も病院にかかったことがない会員様。何をどうしていったらいいのかわからなくなってしまっています。そこをしゃらくが一緒に考えさせて頂きます。

まだまだ長い戦いになると思いますが、最期まで寄り添っていきたいと思います。

 

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